自動車税や自動車重量税など、車の購入・維持にはさまざまな税金が関係しています。車の買取・売却を行うことで還付されるお金もあるため、事前にチェックしておきましょう。ここでは、中古車買取・売却でどんな還付金を受け取れるのか、気をつけたいポイントも含めてご紹介します。
車の売却をする際、売却した時期によっては、支払った分の税金が戻ってきたり、買取業者が買取価格に上乗せしてくれる場合があります。 チェックしたいのは、
の5種類です。
このうち、毎年春に一年分の税金を一括して支払う「自動車税」と、車を購入する際に支払う「リサイクル料金」は、売却時に還付されます。「自動車取得税」「自動車重量税」「自賠責保険料」は、車に乗るために必要な税金なので、売却しても還付されません。ただし、「自動車重量税」と「自賠責保険料」は、車を永久抹消して廃車にした場合に還付を受けることができます。
中古車ディーラーや中古車買取専門店に車を売却する行為は、どちらも車の名義変更にあたります。所有者が個人からディーラー・中古車買取専門店に変わるだけで、車自体は存在するため、税金還付の対象にはなりません。
しかしそうはいっても、先払いした自動車税やリサイクル料金がそのまま次の所有者に使われるのは納得がいきませんよね。このため、車を買取や下取りに出した場合は、業者が次の所有者の代わりに、未経過分の自動車税を買取額に上乗せして還付するのが一般的です。
ただし、法的に決まっているわけではないので、還付はあくまで業者次第。中には税金の還付を行っていない業者もいますので、査定を受ける際に確認しておくのがおすすめです。
未経過分の自動車税を買取価格に上乗せしている業者の場合、他社より買取価格が高い!と思っても、実は自動車税分の上乗せだったというケースもあるため、査定金額の内訳をよく確認した方が良いでしょう。
還付額の計算式は、以下の通りです。
一年の自動車税額÷12か月×残存月数=還付金額
例えば、一年の自動車税額が6万円で、車を手放した期間が6か月の場合は「6万円÷12ヶ月×6か月」で3万円が還付されます。
2019年10月から自動車税の取り扱いが変わり、新規登録から13年経つと自動車税が15%上がります。長期間乗っている車の場合は、税額をよく確認して計算してみてください。
低年式車を売却する場合、「本来は処分費用がかかりますが無料でいいですよ」「買い替えなら引き取りましょう」なんて言われると、つい依頼したくなるかもしれません。しかし、もし車を車検に出したばかりなら注意が必要です。
車の廃車手続き(永久抹消登録)をすると、自動車税や自動車重量税・自賠責保険料が還付されますが、場合によっては、合わせて10万円以上になるケースも少なくありません。
「還付金は解体費用に充てるのだろう」と思うかもしれませんが、処分費用は、車の購入時にリサイクル預託金としてすでに徴収されているため、廃車時に改めて費用かかることはありません。つまり、車両を無料で引き取ってもらって得をしたつもりが、実は10万円以上も損をしているかもしれないということです。
車を廃車にした場合の還付金は、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料から自分でも計算することができます。よく確認して、悪質な業者には売却しないようにしましょう。
「信頼できる業者に任せたい」「少しでも高く売りたい」とお考えなら、買取保証をつけている中古車買取専門店に頼むのがおすすめです。こちらのページでは、買取保証をアピールしている中古車買取専門店をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
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特に注意したいのが、車を売却する時期です。車を売却すると、基本的に自動車税が還付されます。しかし、自動車税は4月1日時点での使用者(所有者)に納税義務が課せられるもの。このため、例えば3月に車を売却しても、事務処理などの都合で名義変更が4月になった場合は、納税義務が発生してしまいます。
この場合、まずもとの所有者が税金を払い、後日買取業者から返金を受ける形になりますが、実際にはさまざまなトラブルが発生しています。ムダな手間を避けるためにも、売却時期や名義変更のスケジュールは前もって確認するのがおすすめです。
また、軽自動車税にはそもそも還付制度がありません。税額が優遇されている分、還付は受けられないので注意しましょう。
中古車の買取・売却を行う際は、自動車税が一部戻ってくる場合があります。具体的な金額は自分でも計算することができるので、事前にチェックして、査定額に含まれているかどうかよく確認してみてください。
中には還付金を返してくれない・還付金の説明をしてくれない悪質な業者もいるので、業者選びは慎重に行いましょう。査定内容の内訳や、還付金・保険料の扱いなどについて丁寧に説明してくれる業者は信頼しても良いでしょう。
中古車買取専門店でも買取が難しい車は、処分費を請求されることも。
そこで、処分費を請求されがちな「過走行車・低年式車」「訳あり車(※)」「自走できない車」も買取保証0円以上買取してくれる、頼れる2社を紹介。静岡県西部の中古車買取なら、この2社を押さえておけば間違いないね。
最低買取 保証額 |
50,000円~ |
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最低買取 保証額 |
0円~ |
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(※)「訳あり車」:このサイトでは、車検切れ・不動車・事故車・水没車を訳あり車ととらえています。
【選定基準】
2022年10月17日時点、Google検索で「静岡県西部 中古車買取」で検索して見つかった中古車買取専門店の中から、買取保証がついていて、下記の条件を満たしていた2社を選定。
・長年走った車・車が登記されて10年以上超える車:最低10万km走行以上、最低10年落ち以上とHPに記載されていた会社
・車検切れ・不動車・事故車・水没車が買取保証内で相談可能な会社
・レッカー引き取り料無料とHPに記載されていた会社
【備考】
国際オートパーツ:「レッカー引き取り料無料」に関して:基本は引き取り無料ですが、車検切れ・不動車・事故車・水没車は費用がかかる場合があるので別途ご相談ください